住宅・建築物 省エネルギー基準等  算定・届出の総合サポート

複合建築物の評価

HOME > 住宅 > 省エネルギー基準 > 複合建築物の評価

1.複合建築物

「複合建築物」とは、1棟の中に住宅と非住宅が混合している建築物を意味します。なお、非住宅建築物のうち複数用途があるものは「複数用途建築物」として、非住宅建築物で取り扱います。

2.複合建築物に関する基準適合判断

新築の複合建築物に関する届出において、適合する判断の方法は以下に示すとおりです。住宅の届出が適用する基準によって、判断の方法は異なります。

基準適合判断
  • 住宅・非住宅複合建築物(住戸の届出が指針附則によらない場合)
    • 対象建築物における一次エネルギー消費量について、
      • Σ(各住戸計算値)の合計Σ(各住戸基準値)の合計
        ++
        Σ(共用部計算値)の合計Σ(共用部基準値)の合計
        ++
        Σ(非住宅計算値)の合計Σ(非住宅基準値)の合計
    • 各住戸におけるUA値及びηA値について、
      • UA値設計値 ≦ UA基準値 かつ ηA値設計値 ≦ ηA基準値
    • 各住戸における一次エネルギー消費量について、
      • 住戸設計値 ≦ 住戸基準値
      • ※共同住宅の部分においては、一定条件のもとに、平均みなし値を用いた計算も可能。
    • 各用途の非住宅部分の外皮性能について、
      • 外皮性能設計値(PAL*)≦ 外皮性能基準値(PAL*)
  • 住宅・非住宅複合建築物(住戸の届出が指針附則による場合)
    • 対象建築物における一次エネルギー消費量について、
      • Σ(各用途の計算値)の合計Σ(各用途の基準値)の合計
        ++
        Σ(非住宅設計値)の合計Σ(非住宅基準値)の合計
    • 各住戸におけるUA値及びηA値について、
      • 各住戸の外皮の仕様が基準仕様に適合していること
    • 各住戸における一次エネルギー消費量について、
      • 各住戸の設備機器の仕様が基準仕様に適合していること
    • 非住宅部分全体の外皮性能について、
      • 外皮性能設計値(PAL*)≦ 外皮性能基準値(PAL*)

3.省エネ届出における使用可能な新基準(参考)

対象建築物等 基準
住宅 外皮 平均UA値等基準
部位別仕様表(設計施工指針本則 別表1~7)
外皮仕様基準(設計施工指針附則)
一次エネ 一次エネルギー消費量計算
設備仕様基準(設計施工指針附則)
非住宅 外皮 PAL*
モデル建物法(PAL*)(5,000m2以下)
一次エネ 通常の計算法
主要室入力法
モデル建物法(一次エネルギー消費量)(5,000m2以下)

4.モデル建物法の適用について

床面積が5,000m2以下の非住宅用途の建築物に適用することができる簡易な基準として、モデル建物法が用意されています。

複合建築物において、住宅用途及び非住宅用途のそれぞれについて分離した基準適用が可能です。

複合建築物においては、非住宅用途部分の床面積を対象として、簡易基準の適用の判断を行うことができます。

5.例外

住宅以外の用途に供する面積の合計が300m2未満の場合、その部分の計算法は表の通りとなります。

外皮基準 住宅の基準または非住宅の基準
一次エネルギー消費量基準(設備基準) 必ず非住宅の基準

この場合の非住宅用途部分は、「住宅の用途に供しないものとして取り扱う」ことになり、3年ごとの定期報告は必要になりません。

6.ガイドブック

参考情報に関しては、以下を適宜ご参照下さい。