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建築主の判断基準の概要

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1.建築主の判断基準とは

平成26年4月に施行された告示「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」のことです。

この基準には、外皮に関する評価手法として外皮平均熱貫流率(UA)と冷房期の平均日射熱取得率(ηA)が、設備に関する評価手法として一次エネルギー消費量が定められています。

2.外皮平均熱貫流率(UA)の算定手順

内外温度差が1℃の場合の、屋根(または天井)、壁、開口部、床から逃げる熱量の合計を全外皮面積で割って求めます。

  • 全外皮面積:外皮の建物全体の合計面積です。
  • 外皮:屋根(または天井)、外壁、床等と開口部など室内と屋外で熱的に境界となる部位を指します。

3.冷房期の平均日射熱取得率(ηA)の算定手順

単位日射強度当たりの、屋根(または天井)、全方位の壁および全方位の開口部から侵入する熱量の合計を全外皮面積で割って求めます。

全外皮面積:UA値の計算時と同じ値で、床も含みます。

4.一次エネルギー消費量の算定手順

評価対象となる建物において、地域区分や床面積等の共通条件のもと、実際の建物の設計仕様で算定した設計一次エネルギー消費量が、基本仕様(平成11年基準相当の外皮と標準的な設備)で算定した基準一次エネルギー消費量以下となることを基本とします。

一次エネルギー消費量は、「暖冷房設備」、「換気設備」、「照明設備」、「給湯設備」、「その他設備」のエネルギー消費量を合計して算出します。また、エネルギー利用効率化設備(太陽光発電設備やコージェネレーション設備)による発電量は、エネルギー削減量として差し引くことができます。