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一次エネルギー消費量の計算

Q
質問5-1 居間やダイニングから独立した台所についても、「主たる居室」に分類するのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-1 間仕切りや扉等で区切られているかどうかに関わらず、居間、ダイニング、台所を「主たる居室」に分類します。
Q
質問5-2 吹抜けのある居室において、吹抜け上部に上階の廊下やホール等が空間的に連続している場合、この空間は居室の床面積に含まれるのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-2 「間仕切りや扉等で区切られた」区画を室の単位とします。間仕切り壁や扉等がなく、水平方向及び垂直方向に空間的に連続する場合は、ひとつの室とみなします。したがって、当ケースの場合も、上階の廊下やホール等を含めひとつの室として扱います。
Q
質問5-3 吹抜け部分は、床面積に算入するか。 【H27.3.18掲載】
A

回答5-3 吹抜け及び天井の高さが4.2m以上の居室及び非居室を「吹抜け等」といい、次のように扱います。

  • 住戸内に吹抜け等を有する場合は、当該吹抜け部分に仮想床があるものとみなして、床面積を計算します。
  • 「吹抜け」とは、複数の階をまたいで床を設けず上下方向に連続した空間をいいます。仮想床の面積は、吹抜けが存する「主たる居室」、「その他の居室」又は「非居室」の面積に加えます。
  • 吹抜け部分の仮想床は各階の床面に設けることとし、仮想床からの天井の高さが2.1m未満の場合は除きます。
  • 天井の高さが4.2m以上の場合にも仮想床があるものとみなして、当該居室又は非居室の床面積を2倍として床面積を計算します。天井の高さは室の床面から測り、1室で天井の高さの異なる部分がある場合

においては、その平均の高さによります。

なお、仮想床の面積を一次エネルギー消費量を算定する国立研究開発法人 建築研究所の住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラム(Webプログラム)に入力する際は、以下の点に注意してください。

  1. 主たる居室に仮想床を設定する場合
     「主たる居室」、「合計」それぞれの入力欄に、仮想床の床面積を加算した面積を入力。
  2. その他の居室に仮想床を設定する場合
     「その他の居室」、「合計」のそれぞれの入力欄に、仮想床の床面積を加算した面積を入力。
  3. 非居室に仮想床を設定する場合
     「合計」の入力欄に、仮想床の床面積を加算した面積を入力。
Q
質問5-4 二世帯住宅など、居間、ダイニング、台所が複数ある場合には、どれを「主たる居室」とするのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-4 居間、ダイニング、台所が複数ある場合は、全て「主たる居室」に分類します。
Q
質問5-5 主たる居室やその他の居室が、廊下や階段室、玄関などと間仕切りや扉等で仕切られておらず、連続している場合、「主たる居室」、「その他の居室」、「非居室」のどれに分類すればよいか。 【H27.3.18掲載】
A

回答5-5 「間仕切りや扉等で区切られた」区画を室の単位とします。間仕切りや扉等がなく、空間的に連続する場合は、一つの室とみなします。室用途の分類は以下のとおりとなります。

  1. 「主たる居室」と「その他の居室」または「非居室」が空間的に連続する場合、「その他の居室」、「非居室」は「主たる居室」として扱います。
  2. 「その他の居室」と「非居室」が空間的に連続する場合、「非居室」は「その他の居室」として扱います。
Q
質問5-6 廊下の一部に配置したホールやファミリースペースが、居室と扉で区切られていない場合は、室の分類のうち「主たる居室」、「その他の居室」、「非居室」のどれに分類するのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-6 廊下の一部に配置したホール等は、原則として非居室に分類されますが、その形状や隣接する室の条件等により判断が異なる場合がありますので、所管行政庁で直接ご相談下さい。
Q
質問5-7 和室の押し入れや洋室のクローゼットなどの収納部分は、室の分類のうち「主たる居室」、「その他の居室」、「非居室」のどれに分類するのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-7 床から天井までを扉、引き戸、ふすま、障子などの建具によって区切られる押し入れやクローゼットなどの収納部分は、原則として「非居室」に分類します。ただし、収納部分が居室に付随している場合は、それが属する居室の一部としてみなし、居室に分類することができます。
Q
質問5-8 ダクト式セントラル空調を設置するが全室に吹き出しを行わず、吹き出さない室には別の暖房設備を設置する場合、どのように評価するか。 【H27.3.18掲載、H28.12.21更新】
A
回答5-8 当該住戸に1以上のダクト式センラル空調機を導入する場合は、「住戸全体を連続的に暖房する方式」とし、ダクト式センラル空調機により暖房設備のエネルギー消費量を評価します。
Q
質問5-9 居間に床暖房を設置する場合、敷設率計算の際の床暖房パネルを敷設する居室の床面積とはどの面積か。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-9 「主たる居室」の床面積です。なお、主たる居室に吹抜け等がある場合は、仮想床も含めた床面積とします。
Q
質問5-10 床暖房の敷設率計算の際に、造り付け家具やクローゼットの面積は居室の床面積から差し引いてよいか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-10 造り付け家具やクローゼットが、「非居室」として扱われる場合、敷設率計算の際の居室の床面積に含めません。ただし、「主たる居室」又は「その他の居室」として扱われる場合は、敷設率計算の居室の床面積に含めます。
Q
質問5-11 複数の「その他の居室」で、暖冷房設備機器を設置する部屋としない部屋がある場合は、どのように評価するか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-11 「その他の居室」が複数あり、いずれかの室に暖房設備機器等を設置する場合は、その設備機器を選択してください。
Q
質問5-12 一次エネルギー消費量算定プログラムに選択肢のない暖房設備機器を設置する場合は、どのように評価すればよいか。 【H27.3.18掲載】
A

回答5-12 選択肢のない暖房設備機器については、以下の手順で入力してください。

  1. 暖房方式の選択
    「主たる居室」と「その他の居室」の両方あるいはいずれかに暖房設備機器または放熱器を設置する」を選択。
  2. 主たる居室、その他の居室の「暖房設備の種類または放熱器の種類」で「その他の暖房設備機器」を選択する。
  3. ただし、以下に例示するような、持ち込み型の機器は評価の対象外となりますので、「暖房方式の選択」で「暖房設備機器または放熱器を設置しない」を選択します。

    • 開放式ストーブ(電気、ハロゲン、石油ファンヒータ、ガスファンヒータ)
    • 電気カーペット
    • こたつ
Q
質問5-13 一次エネルギー消費量算定プログラムにおいて、エアコンのエネルギー消費効率の区分は冷房時のエネルギー消費効率に応じて区分をしているが、暖房時の評価は、どうするのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-13 暖房時においても、冷房時のエアコンの定格冷房エネルギー消費効率の区分(い)(ろ)(は)で評価を行います。
Q
質問5-14 風呂機能の種類について、「給湯単機能」「ふろ給湯機(追焚なし)」「ふろ給湯機(追焚あり)」はそれぞれどのように判断すればよいか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-14 「給湯単機能」は浴室の水栓への給湯機能のみを持つもの、「ふろ給湯機(追焚なし)」は浴室の水栓への給湯機能及び浴槽への自動湯張り機能を持つ給湯機のうち追焚機能を持たないもの、「ふろ給湯機(追焚あり)」は浴室水栓への給湯機能及び浴槽への自動湯張り機能を持つ給湯機のうち追炊き機能を持つものをいいます。
Q
質問5-15 寒冷地仕様の電気ヒートポンプ給湯機を採用した場合、一次エネルギー消費量算定プログラムへのJIS効率の入力値は、「寒冷地年間給湯保温効率」を用いるのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-15 電気ヒートポンプ給湯機のJIS効率は、寒冷地仕様であっても「年間給湯効率」又は「年間給湯保温効率」を入力して下さい。
Q
質問5-16 ひとつの住戸内に給湯機が複数ある場合はどのように評価するのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-16 ひとつの住戸内に給湯機が複数ある場合は、次の順番で評価します。「ふろ給湯機(追焚きあり)」>「ふろ給湯機(追焚きなし)」>「給湯単機能」。
JIS効率については、設置される給湯機のうち最も効率の低い機器の仕様により評価します。
Q
質問5-17 ガス給湯機のJIS効率は、カタログには記載がない場合には、どの値を入力すれば良いか。 【H27.3.18掲載】
A

回答5-17 プログラムに入力するJIS効率は、対象機器のJIS S 2075 に基づくモード熱効率の値です。設置する給湯熱源機に熱効率が表示されておらず、エネルギー消費効率が表示されている場合には、次に示す計算式により換算を行った結果の値を入力してください。

JIS効率(=エネルギー消費効率(熱効率))は、
  1. ふろ機能の区分が「ふろ給湯機(追炊あり)」の場合
      JIS効率(プログラムの入力値)[%] = エネルギー消費効率[%]-6.4[%]
  2. ふろ機能の区分が「給湯単機能」あるいは「ふろ給湯機(追炊なし)の場合
      JIS効率(プログラムの入力値)[%] = エネルギー消費効率[%]-4.6[%]
  3. となります。

    なお、JIS効率については国立研究開発法人 建築研究所のホームページに掲載されている「住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラムの解説(住宅編)」P46に記載されています。"

Q
質問5-18 太陽光発電の発電量は一次エネルギ-削減量として計算できるのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-18 住宅の場合、全発電量のうち評価対象となる住宅において消費されることが想定される分(自家消費相当分)を一次エネルギー削減量として差し引くことができます。
非住宅建築物の場合、売電をしない場合は、全発電量を一次エネルギー削減量として差し引くことができます。売電をする場合は、削減量をゼロとして計算します。
Q
質問5-19 太陽光発電の太陽電池アレイの設置方式の「屋根置き形」、「架台設置形」の違いは何か。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-19 架台設置型は陸屋根等で架台自体に傾斜を設けて太陽電池アレイを設置する場合等を想定しており、屋根面と太陽電池アレイの面が平行でない設置方法を指します。屋根置形は架台自体に傾斜を設けず、屋根面と太陽電池アレイが平行となる設置方法を指します。上記以外の方式で「屋根材一体形」の場合は、「その他」設置方式とします。
Q
質問5-20 「太陽電池アレイのシステム容量」とは何か。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-20 「太陽電池アレイ」とは太陽電池パネルを機械的に結線し一体化したもので、システム容量とは、設置された太陽光発電パネルの合計出力を指します。単位はkWです。
Q
質問5-21 「再生可能エネルギー固定買取制度」において「全量買取」とした場合は、太陽光発電による一次エネルギー削減量は、どのように評価するのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-21 全発電量のうち、評価対象となる住宅において消費されることが想定される分(自家消費相当分)をエネルギー削減量として差し引くことができます。買取られた電力は、一次エネルギー削減量として取り扱うことができません。
Q
質問5-22 一次エネルギー消費量の評価では、必ず一次エネルギー消費量算定プログラムを使った計算を行うのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-22 一次エネルギー消費量算定プログラムを使った計算によるほか、当分の間は平成25年基準・設計施工指針に記載されている仕様基準による評価も可能です。
Q
質問5-23 竣工時に設置されていない設備は、どのように評価すればよいか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-23 竣工時に設置されていない設備については、一次エネルギー消費量算定プログラムで計算する場合は、「設置しない」を選択してください。
仕様基準で評価する場合は、地域別に平成25年基準・設計施工指針附則6(2)のイからホまでに示す仕様の設備が設置されているものとして評価します。
Q
質問5-25 「その他の居室」において、性能の異なる複数の設備機器がある場合や、複数の「その他居室」があり「設置あり」と「設置なし」が混在する場合は、どのように評価するのか。 【H27.3.18掲載】
A

回答5-25 「その他の居室」の中でいずれかの室に設備機器が設置されている場合は、すべての居室にその設備機器があるものとして評価し、性能の異なる複数の設備機器が設置されている場合は省エネ性能の低い機器を優先して評価します。

例:その他の居室A、B、Cにエアコン設置の有無または異なる複数のエアコンが混在する場合

  • ケース① A室=区分(い)、B室=設置なし、C室=設置なし
        → 区分(い)で評価します
  •   
  • ケース② A室=区分(い)、B室=区分(ろ)、C室=設置なし
        → 区分(ろ)で評価します
Q
質問5-26 共同住宅における平均みなし値を用いた一次エネルギー消費量算定を一部の住戸のみに適用することはできるか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-26 本計算法は住棟の全住戸を対象としているため、一部の住戸のみに適用することはできません。適用要件についても全ての住戸が条件を満たすことが必要です。
Q
質問5-27 ワンルームマンションの場合、「主たる居室」と「その他の居室」をどのように分類すればよいか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-27 ワンルームの場合は、「主たる居室」と「非居室」から構成されるものとし、「その他の居室」の床面積を「0㎡」としてください。
Q
質問5-28 共同住宅の共用部の一次エネルギー消費量算定を行うにあたり、告示に示された室用途に該当しない室はどのように計算するのか。 【H27.3.18掲載】
A
回答5-28 室用途に該当するものが無い場合は、平成25年基準・判断基準別表第3よりエネルギーの使用状況に関して類似の室用途を選択し、計算を行ってください。なお、共用部では外皮計算は不要になります。
Q
質問5-29 レンジフードの手元灯についてH27年4月1日以降評価対象となるのか。 【H27.5.13掲載】
A
回答5-29 当面の間、引き続き評価対象外とします。